「年末が嫌いです。いつもよりぼっち感が強まってイライラするし泣きたくなります。」
初めまして、ご相談ありがとうございます。就労相談室ギフテッドの相談員Kです。よろしくお願いします。
こちらは大変多いお悩みです。メンタルががっくり落ちてしまう人もいらっしゃいますね。街はカップルや友達同士で楽しそうで、テレビもYouTubeもSNSも盛り上がっているから辛くなると話してくれた方もいらっしゃいました。
私はこの手の相談に対して「見なければいいじゃん」という正論とも言えない答えは持ち合わせていないタイプですね。言われなくてもわかっていることでしょう。
ポイントは固定観念に縛られないことです。「クリスマスや正月は誰かと楽しく過ごさなければならない」なんて誰が決めたのでしょうね。相談者様には相談者様のライフスタイルがあります。それに「ぼっち」にはメリットも見出すことができます。人付き合いで気疲れしない、自分のペースで自分のやりたいことだけできる、余計な出費がない、部屋でぬくぬくと病気感染のリスクもなく過ごせる、などでしょうか。
なんと「ぼっち充」という言葉も最近は出てきていますね。
何事も一長一短で、こっちが幸せでこっちが不幸なんてことはないと思いますね。それに、楽しそうに見える人ほど実はとてつもない悩みを抱えてることも非常に多いです。
目に見えることや聞こえることだけに囚われず、ぼっちかどうかより「今年も一年を生き抜いたこと」を祝福するのが年末なんだと私は感じます。この職に就いてからはそれがどんなに素晴らしいことか身に沁みます。
今年も相談者様含め、皆様よく頑張って生きられましたね。ぼっちでもぼっちじゃなくてもそんなことはどうでもいいのです。自分で自分にあげるご褒美を考えて、それを堪能することが大切です。
それに大丈夫です。1月4日になったら嫌でも日常が戻ってきますから。そう、嫌でも。「なんだったんだろ」と回復する人が大半ですから、ご安心くださいね。
どうか相談者様にとっての、よいお年をお過ごしください。
以上です。お読みいただきありがとうございました。少しでも相談者様のお役に立てたら幸いです。そしてお悩みが解決することを願っています。
相談員K